Jcode.pmの英語コメント

ときどき日本人が書いた英語(ふうのもの/笑)に出会うことがある。その昔、阪神の井川が大リーグに移籍したときにスピーチしたような、任天堂DS(ゲーム機)で練習したという日本語のような英語ならまだなんとか「解読」できるが、微妙に間違われるとなかなか意味をつかむのは難しい。
The object keeps the string in EUC format enternaly. When the object itself is evaluated, it returns the EUC-converted string so you can "print $j;" (以下略).
- Jcode 0.82による -
はじめは「enter」の変化形かと思ったが、そういう単語はなさそうである。
「eternally」のまちがいか、これでは意味が通じない。文字コードを「変換」するという部分にでてくるので、「永遠に」EUC formatなら「変換」自体ができなくなるからである。
あれこれ考えてみて、やっとこれが「internally」であることがわかる(笑)。「読み」だけで覚えているとよく間違うパターンである。

内部的にはEUCの形式で保持して、変換要求があるとそれが「Shift_JIS」や「JIS」や「UTF8」などの文字コードに変わるということのようである。

思い出せば、その昔は、com-だったかcon-だったか、-erだったか-orだったか、-ryだったか-lyだったか、紛らわしいのによく悩まされたものである。学校などでは1字でも間違えば○×がはっきりしていて、もう一切通じないような「先入観」を植えつけられてしまう(笑)。

しかし、実際には少々細かい所がまちがっていても、前後から推測してそれなりに意味は通じることが多い。また、書き手がまちがっても、読み手側は通じるように解釈するコツのようなものを会得しているようである。

- 2007/12/20 -