見え方の違い

HTML5形式のファイルは旧いブラウザでも基本的には表示される。しかし、その見え方には多少の差異はある。HTML5形式のファイルとそれに合わせて作ったCSS(h5std.css)をWindows XPのIE Ver.6で見ると次のようになる。

現在のブラウザ(IE Ver.11)とは見え方が違うが、これはもう修正する必要はないだろう。他人にどう見えようと、そんなことは考慮する必要はない。
すべてのデータは自分のためのもので、実際にもそのように作っている。その中に他人に見られてもいいものがたまにあるだけである。

行間隔

wbench.htmlの例である。
行の間隔が先頭に置いたイメージの高さに影響されている。
Windows 8.1のIE Ver.11では行間隔は広くとられる。



表の枠の太さ

items.htmlの例である。
テーブルの枠が太い。
Windows 8.1のIE Ver.11では枠は細くなる。
なお旧ブラウザでも「cellspacing="1"」という廃止属性を使えば細い枠線で表示される。



文字サイズ

英文文字の場合、文字が細い。


Windows 8.1のIE Ver.11では文字は太くなる。

The INT_PTR is guaranteed to be the same size as a pointer.
Its size with change with pointer size (32/64).
It should be used anywhere that a pointer is cast to an integer type. 
UINT_PTR is the unsigned variation.


スクリプトの読み込み

JavaScriptの読み込みで、HTML5形式の「<script src="../mscr.js"></script>」という書き方は旧ブラウザでも読み込める。
しかし、スクリプトに間違い(ミス)があると次のような表示が出る。


この場合は「window.open(file,);」となっていたことが原因である。「window.open(file);」とすれば正常になる。

しかし、Windows 8.1/IE Ver11ではこの点についてのエラー表示は出ない。
こういうスクリプトについてのエラーチェックが甘くなっている(手抜き)しているということである。


上とは逆に、「HTML 4.01」形式で作ったファイルやCSSを新しいブラウザで見ると従来とおなじように見える。この点では、「下位互換性」は保たれているということになる。

- 2013/12/03 -