無知なエクセルバカの捏造力

エクセルバカの東の横綱である。この連中はFileSystemObjectについてはほとんど何も知らない。ただ、そのFile System Object(ファイル システム オブジェクト)という言葉だけを見て、ならば「File/ファイル」について「こんなことができるだろう」と、めいめい勝手な幻想や妄想をいだいているだけである。いわゆる英単語屋である。

それは次の3つのことがワンタッチで簡単にできるだろうという幻想である。複雑なことをする能力はない。
  1. バイナリごっこ
    バイナリファイルの読み書き

  2. 文字コードごっこ
    文字コードでも特にUTF-8の読み書き

  3. 改行ごっこ
    LF改行のデータの読み書き(CSVとペアが多い)
FileSystemObjectを知っていれば、バイナリの操作、UTF-8の読み書きの操作は無理である。いずれも無理なものばかりである。なお、文字コードではShift_JIS(Ascii)Unicodeが扱える程度であるが、EUC-JPなどが読み書きできると思っているケタハズレのバカも多い。改行の操作は工夫すればできるがバカには無理だろう。

しかし、そういう常識や基本知識はエクセルバカにはない。勉強しようという気もない。しかし、ソース取りにはギンギラギンである。それでこういうオバカな「ごっこ屋」の大乱舞になるわけである。


愚民列伝

バカの妄想である。
LOG
202.246.252.97 [17/Feb/2017:13:49:26] OpenTextFile 改行 lf
できるわけがない。結局、こういうものの使い方を知っている者はこんな検索などはしてこない。何も知らないからこんな検索をしてくるのである。


FSO今昔の感

FileSystemObjectを使うとVBAでは弱いフォルダやファイルの操作をカバーすることができる。しかし、これはエクスプローラーからするファイル操作と実質的に異ならない。また、Excel内からこのようなことが必要になるケースは多くない。この実用的利用価値はやや疑問である。ファイル一覧やフォルダのサイズが表示できたところで、ExcelWordAccessなどでの本来の業務にはほとんど無関係なものであろう。

また、CreateTextFileOpenTextFileなどのテキストファイルの読み書きの操作も貧弱で実際的な使い道(複雑なファイル操作)はほとんどないであろう。もっとも、こちらの方は今ではウイルスの手先(手段)として使われることが多い。すなわち、インターネット上のいかがわしいサイトからローカルへのファイルの書き込み(レジストリ等の書き換えのスクリプト作成)に使われるのが主用途になっている。この程度には使えるようであるが(笑)。以前はこんな使い方、使われ方が中心だった。

しかし、ブラウザ側のセキュリティの強化やシステムの変更によって、今ではそういうこともほとんどできなくなった。また、Windows 10ではActiveXVBScriptをサポートしなくなったからなおさらである。これはどういうことかというと、*.htmlファイルに埋め込んだVBScript(これそのものが廃止)やJavaScript(裏でActiveXを使っている)からFileSystemObjectを操作できないことを意味するからである。なお、ActiveXを使わないJavaScriptWindows 10でも使える。

Windows 10になってActiveXVBScriptが使えなくなった。ということは、HTMLファイル上からそれらを介してFSOを使うこともできなくなったということである。すなわちレジストリやファイルの作成はできなくなったわけで、この点からウィルスの動作は「凍結」されたのと同じことになる。

しいてこういうものを使う利点をさがせば、能のないVBAユーザーを多少プログラマーチックな気分にさせて「喜ばせてくれる」ことぐらいであろうか(笑)。そして、今や能も知識もないエクセルバカがFileSystemObjectにトンチンカンな幻想をもってネット空間を浮遊しているのである。