続・Microsoft Edgeは使えない
Microsoft Edgeは消費的受動的娯楽情報の摂取に特化したいわば大衆迎合の愚民用ツールで、クリエイティブに使える要素がまったくない。
IEでは使えていた次の3つの方法による*.chmファイルの呼び出しはEdgeでは使えない(動作しない)。ただし、「EdgeのIEモード」では使える。
一般エリアでは、aタグにms-helpやwindow.showHelpやms-itsを埋め込んだリンクは使わないほうがいいだろう。これを使うのはIEだけを使うエリアにとどめておくのがいいのかもしれない。
もっとも、*.chmもMSDNも元々そのものズバリを単独で起動して見るのが本来のパターン(そのほうが見やすい)だから、こういう変則的な方法は使わなくてもいいのかもしれない。
MSDNトピックの直接呼び出し
たとえば、「FileSystemObjectによるファイルへのアクセス」について知りたいときに、MSDNでは、「.NET開発」-「Visual Studio.NET」-「製品ドキュメント」-「Bisual BasicとVisual C#」-「リファレンス」(下図はここから開始)-「Visual Basic言語」-「Visual Basic言語のツアー」-「ドライブ、フォルダ、およびファイルの処理」-「FileSystemObject によるファイルへのアクセス」になる。
この階層が深いために「ここ」にたどりつくのに苦労する。それでURL指定でピンポイントで「テキストだけでも見ようか」という時には便利に使える。
MSDNの起動
MSDNそのものを起動しようとすると、階層が深いので能率的でない。
特定のトピック
MSDNの特定のトピックだけをダイレクトに呼び出すと能率がよい。ピンポイントでトピックが見える。
サブウインドウの表示
Microsoft Edgeでサブウインドウ(ミニウインドウ)を表示させた場合の見え方である。これはwint.jsの実行例である。
1
WEBでサブウインドウをオープンしたところ。そのURLは表示される。これはIEも同じである。
2
URLの部分にフォーカスがない場合は前部が省略された簡略表示になる。これはEdgeに共通の仕様のようである。
3
ローカルでサブウインドウをオープンしたところ。そのURLは表示されている。これはIEと異なるところである。IEではローカルの場合はURLは表示されない。
4
さて、そのようにしてサブウインドウ(ミニウインドウ)を表示させた場合。
次回に新規にMicrosoft Edgeを起動すると、その画面の大きさが左のようにそのサブウインドウ(ミニウインドウ)の大きさになってしまう。
もちろん、そうなった時にウインドウ枠をもっと大きく広げて、それで終了すれば次回からその大きさになるから別に問題はない。
この点はIEとは大きく異なる。
IEの場合は新規に起動した場合に、そのサブウインドウ(ミニウインドウ)の大きさに影響を受けることはない。
いずれにしても、Microsoft Edgeでこの形式のサブウインドウを使うとわずらわしいことを経験することになる。
- 2017/02/27 -
タコの殿堂
IEの時代も終わったわね。