Microsoftの機械翻訳の驚異的な低レベルさ

Input関数についての、Microsoft Online Help (Office 2013 and later)の機械翻訳である。
参考
Input # ステートメントとは異なる、Input 関数は、コンマ、キャリッジ リターン、ラインフィード、引用符、先頭の空白文字など、読み取ったすべての文字を返します。
どうもこの部分の「続き具合」が日本語としておかしい。ぎこちない日本語ならまだいいが、「おかしい」日本語で、誤解をひき起こしやすい日本語である。

この部分は以前は次のような英語だった。
参考
Unlike the Input # statement, the Input function returns all of the characters it reads, including commas, carriage returns, linefeeds, quotation marks, and leading spaces.
こうなると、正しい日本語の文は「Input # ステートメントとは異なって、Input 関数は」ということになる。普通の日本人が訳せば、機械翻訳のような日本語にはならないところである。

欲を言えば、機械翻訳だけでなく元の英文も見えるようにしておく必要があるだろう。これは「おかしい」のではないかと不審点を感じたときに、原文はどうなっているのか、それが簡単に確認できればこの種の不審感は解消されるからである。

- 2017/06/09 -



Input関数についての、Microsoft Online Help (Office 2016)の機械翻訳は、上のものから大きく退化したものになっている。さすが、傍若無人の独占企業。いいかげんなもので悪徳商売のかぎりをつくしているようである。
参考
Input関数は、 # を入力する ステートメントとは異なり、すべての文字、カンマ、キャリッジ リターンを含む、ラインフィード、引用符、および先行空白を返します。
機械がさらにバカになっていることは明白である。笑えるほど意味が通じない機械翻訳の残余は下記の「参考」を参照。


参考
Microsoftがバカを作る(tpc_0333)
程度が低いMicrosoftの機械翻訳-Input関数(tpc_0424)