危機管理の必要性

今日は急にキーボードがまったく効かなくなった。いつものように電源を入れて、パスワード入力の画面だが、、、パスワードを入れてもウンともスンとも反応がない。パスワードの●●●●が出ない。キーボードが反応しないのである。しかし、マウスは使えるようである。それで画面上にキーボードの絵を出してマウスでパスワードを入力する(ソフトウエアキーボード)。以前の画面は出るがキーボードはやはり使えない。こうなると「ただのハコ」状態である。実質的には何もできない。

それでシャットダウンして再起動する。やはり先ほどと同じである。マウスで操作してとりあえず、下記の告知文をこの位置に作成する。これがまたひと苦労である。すべてマウスの右と左のボタンによるコピペで、今まで書いたものから漢字などを探してきて1文字ずつコピペと削除を繰り返す。なんとかそれらしい文ができた(下記)。この時ほどキーボードの有難味を感じたことはなかった。このパソコンを買った近くのヤマダ電機に電話で聞くと、メーカー送りの修理の場合は約2週間かかるといわれる。

重要


キーボードが動作しなくなった故障のため、修理に出すのでしばらくの間は更新できなくなりました。
- 2018/09/10 -

さて、この後、ヤマダ電機に持ち込み、動作不全の症状を言うと、ちょっと確認するといわれて、係員がチェックを始める。確かに、キーボードは動作しない。念のため、外付けのUSBのキーボードをつないで再度やってみると、あれれ、いつものように入力できている。そこで、今度は外付けのUSBキーボードをはずして、再度やってみる。そうすると、なんといつものように正常にキーボードが使えている。これには驚いた。係員に、もう一度シャットダウンして再度起動してみてくれと頼むと、やはり普通通りに入力できている。

おかしいなぁ、なぜ、と思いながら、ここは「故障はなかった」ことにしておとなしく持ち帰るしかない。その時に、その外付けUSBキーボードはいくらぐらいするのかと聞くと1000円ほどだという。パソコンを外箱に入れて自転車で運んだ(車で行くほどの距離もない)ので今日は無理だが、1つ買っておいてもいいかもしれない。メーカー送りの修理になると時間も費用も確実にそれ以上はかかるはずである。応急処置ならこの方が完全に安上りである。

それにしても、このパソコンのキーの接触不良的なトラブル(特にカーソルがどこかへ飛ぶ、左Shit,左Ctrlなど数個のキーの接触不良)が多発していたので、もうパソコンを買い替えようかと、少し前からショップをのぞいていたのである。これを修理に出して(既存の膨大なデータがあるので捨てられない)、その後に新しいのを買うかと、そんな「大英断」にまで踏み切っていたのだが。

とりあえず、当面はディスクに既存データのコピーをすることにしよう。ほとんど今までそれをサボっていた(笑)。治にいて乱を忘れず、ということを忘れていた(爆)。やはり以前のように、パソコンのパックアップはパソコンで、ということが自分には一番ピッタリなのかもしれない。同時期に2台を持つと老朽化するのも同時になるリスクがあるが。

- 2018/09/10 -



この係員の話によれば、外付けキーボードをUSBで接続した時に、それを認識するためにいろいろ内部でアクションが起こる。その時に、キーボード関係のソフトウェアが「刺激」されて「覚醒」したのではないかということだった。へぇ~、そんなことがあるの、である。

また、バッテリーが過熱してその熱さが基板に伝わってキーボードをつかさどるソフトウェアの動作に悪影響したのではないかとも言っていた。SONYの「モノづくり力」の低下は以前から感じていたので、それもあるかもという気がした(ただし現在はパソコンは作っていない/VAIOという別会社になっている)

さて、持ち帰った後、確かに前のように起動はできたが、キー操作がやや遅くなったような気がする。矢印キーでのカーソルの動きがぎこちない。スクロールもそれに連動して遅い。台風か地震のような天変地異によるものか、この原因はよくわからない1)。昨今はもう何が起こるかわからない(笑)。やはり買い替え時かも。一応は使えるようになったが、トラブルの芽は生き残ったままである。いつまた芽をふきだしてくるかわからない。
NOTE
1) 以前ニュースで見たが、Windows10にバグが見つかってその修正に際して、ちょっと古めのマシンでは動作速度が遅くなるというのがあった。これかもしれない。

このトラブルがまたいつ起こるかわからないので、トップページの右上の日付の左側に次のようなメッセージが出るように用意しておいた。マウスでコメント記号を削除すればこれが出てくる。今日の苦労に比べると雲泥の差で簡単。


これが出ると2週間ほどは読書週間ということになる(*^_^*)。



また

今日また前日のトラブルが起こる。あの時、USBキーボードを買っておけばよかった。外面的には直ったように見えても、予想していたように「トラブルの芽」はやはり生き残っていて、表に出てきたようである。ソフトウアキーボードで入力してみたが、それから先はやはり前と同じである。キーボードは一切使えない。あちこち叩いて「刺激」してみたが変化はない(笑)。トップページに昨日の準備したメッセージを出しておく。ひよっとして、ということもあるので、念のために再起動してみる。なんと、今度はいつものようにキーボードが使えるではないか。やはりおかしい。

ソフトの不調かハードの不調かはよくわからないが、とにかくどこかがおかしいことは確かである。ハード面だとすると、購入から5年しかたっていないのに、ちょっと早すぎるのではないか(という気がする)。とりあえずディスクへのコピーを今から急いでやろう。

ここの更新が止まった場合は、このトラブルに襲われているということになる。修理に出しているか、新パソコン(予定/とにかくこれは必要)の設定に手間どっているか、ということになる。とにかくユーウツなトラブルである(過去のパソコンではこの種のトラブルは一切なかった)。

この時のメッセージは下のように変更。
日付はJavaScriptによる自動表示で、たぶんこれを書いた時(アップロードした時)のものになる。


- 2018/09/11 -


またまた

さて、ディスクに既存データをコピーしようとして、またトラブルである。ディスクを認識しない。ディスクを入れているにもかかわらず、ディスクを入れて下さいという表示が出る。ブルーレイ・ディスク(BU-RE)でもDVD-RWでもCD-RWでも同じだった。以前これで書き込んだディスクでも読み込めない。こうなると、いよいよこれはハード面での故障だと断定してもいいいだろう。こうなるとデータ保存だとありがたがっていたディスクも「ただのお皿」である(笑)。そういえば5年間で書き込みをしたのは3回ほど、それ以外は昔のソフトをCDからインストールした時に使ったぐらいである。いずれも数年前のことである(0<数年<5)機械も使わないと悪くなるということであろうか。今売られている前年モデルのパソコンはやはり寿命が短いことが予想できる。これなら、急いで修理に出すのはムダだろう。そんなことをするなら新品と同程度の費用になってしまうのが今の時勢である。

こうなると、昨日今日のトラブルの発生はどうやらハード面の問題の可能性が高い。新しいパソコンを買うか。VAIOは敬遠しておこう。それで今までと同じ「環境」ができるかどうかが問題である。この構築のほうが憂鬱である。幸い、SDカードは使えるようだから、大容量のものを買ってきて、それをデータ移動の手段に使うしかない。今あるのは1GのSDカードしかないがちょっと小さい(このマシン的には2GBまでしか使えないが)。マウスとSDカードで新パソコンにソフトやデータが移行できるか、今までやったことがないがこれでいくしかない。これにはしばらくかかりそうである。もしこれができるなら、ディスク装置のないパソコンでもいいが、今持っているソフトはディスクでインストールするものばかりである(昔のものだから当然)。これもちょっと悩む。

いずれにしても、こういうトラブルは、ン十年のパソコンライフの中での初めてのことである。今まではどんなに古くなってもディスク装置は動いていた。前からうすうす感じていたが、SONYのモノづくり力(ハード面)の劣化というか製品力の劣化を感じてしまうところである。もっとも、パソコンの使用状況は毎日普通の人の2倍以上は酷使しているので、もう10年間ぐらい使ったのに匹敵するのかもしれない(泣)。それとも史上最も脆弱なOSであるWindows 10が原因かもしれない。古いマシンにも問答無用で最新のアップデートをかけてくるのはどこかで無理が生じてくるはずであるが、このあたりは「藪の中」である。

- 2018/09/11 -


トラブル総括-ハードの寿命

ハードの寿命は今では5年ぐらいかもしれない。特に、私のように時間的に普通人の2倍ぐらい使っていると、以前の「ハード10年説」も成り立たないのかもしれない。今まではだいたいそれぐらいは使えたので、これもそうだろうと安心していた。

今のパソコンをヤマダ電機で買う時に、ついでにマウスも買った。その時に店員に線のない電池式のマウスにしたらどうかと言われた。その電池でどれぐらい持つのかと聞くと、普通の人の場合で1日3~4時間使って1か月ぐらいかなということだった。そんなものではダメだ、私は毎日12時間以上はパソコンを使っているというと、逆に店員に驚かれた。
  1. キーボードが使えない(反応しない)。
    これが初めて起こったのは2018/09/10の昼過ぎである。
    起動時のパスワード入力ではキーボードが使えなくても「ソフトウエア(スクリーン)・キーボード」でなんとか入力できる。
    しかし、そこから先ではキーボードは一切使えない。どのキーを押しても反応しない。実質的にはパソコンは使えない状態である。

    この症状が起こる場合でも、正常になるときもある。
    ヤマダ電機に修理を依頼したところ、そこの店員がUSBキーボードをつないだ時に正常に動作した。その後に、USBキーボードを外した時も正常に使えた。それで「故障無し」として、家に持ち帰って、その日はそれで使えたが、翌日起動したときにはまたこの症状が起こった。
    また、「ソフトウエア・キーボード」で起動して、シャットダウンではなく再起動した場合(または数回再起動)、正常にキーボードが使えることがある。今これが書けているのはこれによるものである。いずれにしても動作は安定していない。

  2. ディスクドライブの動作不能
    ディスクを入れてもそれを認識しない。「ディスクを入れよ」というメッセージが出るばかりである。これはブルーレイ・ディスク(BD-R,BD-RE)でも、DVDでも、CD-RWなどでも同じだった。以前このマシンで書き込んだブルーレイディスクに対しても同じく、書き込みはもちろん、読み込みもできない。

    ディスク装置はあまり使わないので、いつからこうなっていたのかはハッキリしない。これは完全なハード面での故障であろう。
    これに連動したものか、SDカードも書き込みができなくなっていた。今までは正常に読み書きできていたものが、「このカードは書き込み禁止になっています」というメッセージが出る。ちなみに、エクスプローラで見ると「SD」という項が2つ出ていた(これが異常である)。

  3. その他
    これはSONY(現VAIO)のマシンだが、以前からハード面で動作がちょっとおかしいところがあるのには気が付いていた。
    USBやSDカードを差し込んでもそれを認識しないことがあった。取り出して再度入れる(数回くり返すこともある)と、認識するようになることは多かった。要するにコネクタの接触がちょっと不調。
    キーボードの[左Shift]、[左Ctrl]を押しても、その押し下げを認識しないことが多い。以前はあまり気にならなかったが、ここ1年近くはその状態が頻繁に起こる。
    いつからか、起動すると同時にIEやメールソフトがすでに画面に出ていることがよく起こっていた。これはその時にクローズすれば問題はないのだが。
「キーボードが反応しない」という症状は、以前(1~2年前か)知人のCさんのパソコン(NEC)で見たことがある。あの場合も、起動時のパスワード入力画面でキーボードが使えないというものだった。それでも「ソフトウエア・キーボード」で入力できたが、それから先はやはりキーボードが反応しないというものだった。彼によると、NECに電話をして聞いたところ、CPUがダメになっている(彼の話)ということで、パソコンは使わずにそのまま放置しているということだった(したがってインターネットもない孤島状態)。

あれと同じ症状がここでも起こったわけである。それでこれは相当重大なトラブルであることはわかっていたので、今のうちにデータをディスクに保存しておこうとして、今度はこちらのほうの動作不全(故障)にも気がついたというわけである。強力な台風の後に大地震に襲われたようなものである(踏んだり蹴ったり状態)。

このパソコンの修理は後回しにして、新パソコンの購入を考えたほうがいいだろう。「清水の舞台から飛び降りる」必要に迫られたようである(笑)。カタログで見ると富士通のものがいいかな。ディスク装置付きでいい。晴れた天気のいい日に買いに行こう。その後の環境設定(再構築)がまたユーウツである。

- 2018/09/12 -


新パソコン

今度は富士通のパソコンを買う。マシンのハード面では最新モデルとほとんど同じだった。相違点は増設できるメモリが旧モデルは16GBまでに対して、最新モデルは32GBまでという一点だけだった。ほとんど私には関係がないだろう。旧モデルだから値段は少し安い(最新モデル-4万円)。

ところで、ヤマダ電機は広告のチラシには「他店より1円でも 同一商圏内・同業競合店の 同じ商品で高い商品があったら係員までお申し付け下さい。」というのが「売り文句」として出ている。幸い、買おうと思っていたものが近隣他店(ケーズデンキ)に出ていた-100円安いだけ-ので、そちらのチラシを持っていく。それを見せてちょっとだけ値引きさせるかサービスをさせようという魂胆である(笑)。いくぶんサービスはしてもらったようである。無料で初期設定とWindows Update(旧モデルだからバグだらけのWindows10のはず、これを現在の状態にしてくれる)だけだが。

以前はヤマダ電機はインターネットプロバイダや光に変更させる商売に重点を置いていたが、今回はそういう勧誘は一切なかった。その代わり、今度は「パソコンの設定商売」に変わっていた。「梅」コースは初期設定とプリンタ設定で※※円、「松」コースはさらにインターネット設定と無線LAN設定で※※円、、、と7~8種類ぐらいあった。全設定を頼むと+5万円くらいになる。これを熱心に勧めてきていた。パソコンに紙のマニュアルや詳しい手順説明書がなくなってから新規に需要が出てきた、ある意味では見事にMicrosoftと結託した商売のようである(笑)。

しかし、買う段になると、隣に並んでいたものの方が良さそうだったのでそちらにしてしまった。ついでに、「パソコン5年寿命説」という今回の教訓に基づいて5年保証(追加4年)も申し込んでおく。通常の使用での故障の場合、パソコンの代金と同じ金額までの修理費が5年間無料になるという。もっとも、今までの経験では5年間はトラブルは起こらなかったが、いわば安心料である。とにかく2日後に取りに来てくれということになった。しかし、何もない状態だからそれから先が長い。

パソコンを買った後に必ず実行しなければならないことがある。今まで集めたパソコンの検討用カタログやチラシなどは全部廃棄して捨て去ること。それ以後パソコンのチラシなども一切見ないことである。高性能で低価格なマシンが出てくるのを見るのは心臓に悪いからである(笑)。

この状態で、動作不全に陥っているVAIOから既存のデータを取り出すにはUSBメモリしかないことになる。明日にでも安いのを1つ買ってきて試してみよう。メーカー送りの修理に出すのはその後に考えてもいいだろう。USBも使えないとなると-しかしUSBマウスは使えている-かなり重症だということになる(泣)。

- 2018/09/13 -