非検索エリアの検索
非検索タグを付けたファイルは検索エンジンのリストには出ない(ことになっている)。このサイトでも非検索タグを付けたファイルは少なからず存在する。しかし、これを今までのようにこのサイト内から普通に検索するとそのURLが出てしまう。そこにつけたリンクをクリックすると普通に見えてしまう。
これではわざわざファイルを非検索にした意味がほとんどないことになる。まして、これをGET方式1)のリンクで呼び出すと、ロボットも簡単にそれを「踏む」ことができる。こうなると普通のリンクトほとんど変わらない。
NOTE
1) POST方式ならロボットが「踏む」危険は激減するが、人がクリックした場合は「普通のリンク」と同じになる点は変わらない。
しかし、この非検索エリアにあるファイルでも、どこに何があるのか「確認」したい場面は多々ある。そこで、今までとは違った検索の方法にする必要が出てくる。
- ファイルのフルパスでのURLの表示やそこにジャンプするためのリンクは不要である。
- ファイル名(厳密にいえばファイルボディ)とその内容の一部(列挙型キーワード検索)だけで十分である。
それで、従来のもの(左側)を少し改造して、このニーズに適したものを作ってみた(右側)。ついでに少し文字を大きくした。
外観は似ているが、動作はまったく異なる。
左側の青色の下線はリンクになっていて、クリックすればそのファイルが表示される。
右側の青色の下線はリンクではなく、文字通りの「青色の下線」だけで、クリックしても何の動作もしない。これでGET方式を使っても、ロボットによるURLの捕捉が防げることになる。これが目的である。
このタイプのものはeseek_n.phpとeseek_n.cgiがあるが、PHPはGET方式専用でPOST方式には使えない(両者を区別している)。CGIはGET/POST両用である。これ以外の動作や検索結果の表示は同じである。リンクを付けないぶん従来と比べると表示速度はいくぶん速くなっている。
こうすればロボットを気にする必要はなくなる。これからは、これが使える場面には大いに使っていこう。なお、CGIのGET方式で日本語引数が使えないのはローカルだけで、WEBでは日本語引数は使えるようである。PHPではローカルのGETでも日本語引数が使える。
- 2018/11/11 -