Microsoftがバカを作る-Len関数

Microsoftのオンラインヘルプの日本語訳はまったく使い物にならない。ハチャメチャで意味の通じない「作文」ばかりが出てくる。これでは、何かする前にちょっと確認しておこうという「使い方」にも使えない。まったくヒドイものである。

下記は、Len関数のオンラインヘルプ(Excel2016/2018年12月13日更新)に出ているものである。英文も見えるから、かろうじて何とかなるというものだが、それにしても機械翻訳の手抜きの極致である。さすが殿様商法の手抜き商売が身に付いたMicrosoftである。機械翻訳をやめたほうが確実に世のためになるはずである。この機械翻訳化は明らかに退化である(Excel2013ぐらいまではまともな日本語で書かれていた)。

以下では「Microsoftの機械翻訳(Excel2016)」を で表示している。

Returns a Long containing the number of characters in a string or the number of bytes required to store a variable.
長い文字列の文字数または変数の格納に必要なバイト数を格納している値を返します。
「長い」文字列となっているが、では「短い」文字列はどうなるのか。まったく意味は通じない。
プログラミング用語の「Long」を「長い」と訳すことはできない。
文字列の文字数または変数の格納に必要なバイト数をLong型の整数で返す。

If string contains Null, Null is returned.
_文字列_は、 Nullが返されます。
まったく意味は通じない。
文字列にNullを含む場合は、Nullが返されます。

If varname is a Variant, Len treats it the same as a String and always returns the number of characters it contains.
_Varname_がバリアント型の場合は、 len 関数として扱われます、同じ文字列と、常に含まれている文字数を返します。
意味は通じない。そのうえ構文を取り違えているため完全な誤訳である。
Varname がバリアント型の場合は、Len関数はそれをString型と同様に扱い、常にそこに含まれている文字数を返す。

The first example uses Len to return the number of characters in a string or the number of bytes required to store a variable.
最初の例では、 len 関数を使って、文字列または変数の格納に必要なバイト数の文字数を返します。
「バイト数の文字数」など、意味はまったく通じない。
最初の例では、Len 関数を使って、文字列の文字数または変数の格納に必要なバイト数を返す。

The Type...End Type block defining CustomerRecord must be preceded by the keyword Private if it appears in a class module.
の種類.終端の種類ブロックを定義するCustomerRecordの前に秘密のキーワードをクラス モジュールに表示される場合。
デタラメで意味は通じない。日本語の文章になっていない。
プログラミング用語の「Type」「End Type」「Private」を「種類」「終端の種類」「秘密の」と訳すことはできない。
CustomerRecordを定義しているType~End Typeブロックは、クラスモジュールに表示される場合、Privateキーワードで始めなければならない。

In a standard module, a Type statement can be Public.
モジュールでは、標準的なタイプのステートメントをパブリックにすることができます。
意味は通じない。
構文の取り違えのうえに、プログラミング用語の「Type」「Public」を「タイプ」「パブリック」とは訳せない。
標準モジュールでは、TypeステートメントをPublicで宣言することもできる。

それにしてもヒドイものである。「アメリカ第一」のトランプ政権を忖度(そんたく)して日本語の攪乱を画策しているのだろうかと疑わせるほどである。実際は機械化して未来永劫まで楽して金儲けしようということであろう。

ExcelをはじめとしてOfficeソフトなどの基本的な動作は大昔とほとんど変わっていない、ある意味では骨董ソフトである。昔のヘルプファイル(または本)があれば、それを使う方がはるかに能率がいいだろう。いずれにしても、こういう日本語訳は使い物にならない。

- 2019/01/16 -


参考
Microsoftお笑い劇場「落ち目の三度笠」



上のような「硬直した」パターンに定着したのかもしれない。もう末期的症状である。さすが、世間に氾濫するエクセルバカの製造元だけある(笑)。