数式文字のスタイル
今はこういう普通のトピックの中でも数式(のようなもの)を使うことが多々ある。
その場合、気になるのが上付き文字(sup)と下付き文字(sub)の扱いである。今までは下記のようにしていた。
SAMPLE
sup {color:#ff3366;font-family:MS ゴシック,Osaka;font-size:11pt;}
sub {font-family:MS ゴシック,Osaka;font-size:11pt;font-style:normal;}
しかし、このスタイルは変更する必要がある。上付き文字と下付き文字の部分に普通の日本語(漢字やひらがななど)を使うことはない。ほとんど全部が半角英数字だからである。
SAMPLE
sup {color:#ff3366;font-family:Times New Roman;font-size:0.9em;}
sub {font-family:Times New Roman;font-size:0.9em;}
サイズは0.9emにするか0.8emにするかは迷うところだが、今は0.9emにしている。
上付き文字(sup)
コメント用の注釈1)番号2)に使うのがメインだが、文字が小さいので目立つように赤色にしている。
数式の累乗の指数の部分にも使える。そんな数式の場合、赤色では都合が悪いので「sup」に「.blk」スタイルを設定する。
「span class="eng"」
a2、a3、
an、an+1、
a2、a3、
an、an+1、
「i class="eng"」
supの部分もイタリックになっている。
a2、a3、
an、an+1、
a2、a3、
an、an+1、
下付き文字(sub)
これはほとんど数式にしか使わない。
「span class="eng"」
a2、a3、
an、an+1、
「i class="eng"」
subの部分もイタリックになっている。
a2、a3、
an、an+1、
数式の書き方/一般論のまとめ
メモ帳で書けない特殊なものは別にして(これはメタボワープロのWordの数式エディタを使う)、メモ帳で書ける数式は次のようにする。
- 地の文が11ptだから数式で使うアルファベットと数字は「Times New Roman;font-size:12pt;」をベースにした原則としてイタリック体を使う。「にかき」で単語登録。
スタイルとして「.eng」(色無指定)、「.enb」(太字・色無指定)、「.env」(navy)、「.enr」(red)、などがある。
SAMPLE
x , y , z , y = f(x) , a = 2t + 3
- 不等号は全角の < と > のほうがきれいである。半角には存在しない ≦ や ≧ や ≠ とも合う。
x > 3 , y < 5
半角では次のようになる。
x > 3 , y < 5
- ベクトルの上矢印は数式エディタでもきれいにならない(使い物にならない)。
SAMPLE
AB、CD、または a、b などにするしかないだろう。「.vec」スタイルである。
数式で使う場合は「.vec」スタイルは不適当である(これは物理などのベクトルを対象にしたものである)。
通常サイズの太字イタリック、a , b1 , AB , C1D2 などの形が妥当。「ひいそ」で単語登録。
- 単に上にバーを付けるだけなら「.mup」スタイルが使える。
SAMPLE
たとえば共役複素数のαとαなど。
- 累乗には x2 とする。「.blk」スタイルを使う。「ふま」で単語登録。
式の中に出てくるときは、式全体を「i」タグで囲むほうがきれいに見える。
SAMPLE
f(x) = ex - 3x + 5
この「=」「+」は半角であるが全角のように見える。しかし同じ半角の「-」(ハイフン)はそうは見えない。
その部分だけ(-)を全角にすると次のようになる。
f(x) = ex - 3x + 5
- 短い分数の「-」は「/」で代用する。
SAMPLE
1/3 , a/b , x/4 など。
- 2019/09/11 -
タイムスタンプが2019/09/04以後のtext.css,prog.cssはこの設定になっている。
単語登録
- にかき <i class="eng"></i>
- にかこ <i class="enb"></i>
- ふま <sup class="blk">2</sup>
- ひいそ <i class="enb">a<sub>1</sub></i>