こむらがえり

筋肉が急に収縮して痛むこと。筋肉がひきつって激痛がある。足やふくらはぎに多く起こるが、腹、手、腕などにも起こる。また、これは筋肉を冷やす場合によく起こる(冬に起こりやすく夏には少ない)。
  1. 損傷部位を安定させるためにその周囲で起きる。
  2. 激しい運動をした後で起きる。
  3. 長時間にわたって同じ姿勢でいた後に起こる。→適度に運動すること。
  4. その他、不定期に起こる。

原因

  1. 脱水によるもの。
    →対策としては水を飲むこと。
  2. 筋肉を正常に保つのに必要なカルシウム、カリウム、ナトリウム、マグネシウムなどの不足による。いわゆるミネラル類である。
    →これらを含む手軽な食品ではバナナなどがよい。

対策

  1. 健康に良い多様な食品をとること。
  2. 水をたくさん飲むこと。
  3. 定期的に適度の運動をすること。

その他

自分の場合では、足、足の裏、手、腕などに定型外のポーズをとった場合、たとえば体をひねったりする場合に起こりやすい。
となると、不自然な体勢をとらないことである。無理のない姿勢がよい。

また、こむらがえりが起こる前に、筋肉にピリピリという感じがすることが多い。事前にそれを察知して、その時にマッサージ、肩たたきやビール瓶などでその部位をマッサージするかたたくかして「凝り」をほぐし、筋肉を動かすようにすると、こむらがえりはある程度防止できる。

こむらがえりが車の運転中に起こるのが、事故につながるのでいちばん恐い。そのために事前にその兆候を感じたら、肩たたき(自動車に置いている)などでマッサージして防止につとめるしかない。