こむらがえり
筋肉が急に収縮して痛むこと。筋肉がひきつって激痛がある。足やふくらはぎに多く起こるが、腹、手、腕などにも起こる。また、これは筋肉を冷やす場合によく起こる(冬に起こりやすく夏には少ない)。
- 損傷部位を安定させるためにその周囲で起きる。
- 激しい運動をした後で起きる。
- 長時間にわたって同じ姿勢でいた後に起こる。→適度に運動すること。
- その他、不定期に起こる。
原因
- 脱水によるもの。
→対策としては水を飲むこと。
- 筋肉を正常に保つのに必要なカルシウム、カリウム、ナトリウム、マグネシウムなどの不足による。いわゆるミネラル類である。
→これらを含む手軽な食品ではバナナなどがよい。
対策
- 健康に良い多様な食品をとること。
- 水をたくさん飲むこと。
- 定期的に適度の運動をすること。
その他
自分の場合では、足、足の裏、手、腕などに定型外のポーズをとった場合、たとえば体をひねったりする場合に起こりやすい。
となると、不自然な体勢をとらないことである。無理のない姿勢がよい。
また、こむらがえりが起こる前に、筋肉にピリピリという感じがすることが多い。事前にそれを察知して、その時にマッサージ、肩たたきやビール瓶などでその部位をマッサージするかたたくかして「凝り」をほぐし、筋肉を動かすようにすると、こむらがえりはある程度防止できる。
こむらがえりが車の運転中に起こるのが、事故につながるのでいちばん恐い。そのために事前にその兆候を感じたら、肩たたき(自動車に置いている)などでマッサージして防止につとめるしかない。