こういうコメントなら

こういう形式のコメントなら、野放図な書き込みは激減するだろう。形の上では書いた者の名前は表示されないが(匿名)、運営者側には書いた者が誰であるかはすぐわかるようになっている(実質的には非匿名)。このパターンは昔のパソコン通信(PC-VANNIFTY Serveなど)の、そこの会員だけが参加するSIGForumを思い出す。しかし、ヤフコメのようにだれでも匿名で書き込める比べると、その堅苦しさは否めない。


このパターンは、実質的に「匿名性」が失われているといってもよいからである。 「ニックネーム」「ハンドルネーム」が出ていないのはそのことを物語る。
管理者側(@nifty)には誰が書いたかがすべてわかっている。
書く方もそれがわかっているから自制して書く(穏健で上品なコメントしか出てこない)。

これによって犯罪的な誹謗中傷書き込みに対する抑止効果はあるにしても、確信犯的なネトウヨの書き込み・宣伝・独演会は防げないだろう。実際にも、そのような書き込みは多数見られる(いや大半はそれである)。

いずれにせよ、「表に出たがり」「宣伝」系のネトウヨや自民シンパ、誹謗中傷・罵詈雑言の大好きな庶民は身元をつかまれるのを嫌うから出現度数はヤフコメに比べれば少ないかもしれない。しかし、ヤフコメとは数量的な差だけで実質的には似たようなものになるだろう(ネトウヨの巣窟)。

比較

  1. @niftyニュース
    緊急事態宣言、「またか」=落胆と諦め、航空も失望大きく―小売り・飲食
    2021年07月07日 22時46分 時事通信

  2. yahooニュース
    緊急事態宣言、「またか」 落胆と諦め、航空も失望大きく 小売り・飲食
    時事通信 2021/07/08(木) 7:08配信
記事の内容は両方ともまったく同じである。公開された時間はYahooのほうが約8時間ほど遅い。
それにもかかわらずコメントの数は、@niftyが2件に対し、Yahooが2429件である(10:20 2021/07/08)。
@niftyニュースとYahooニュースの集客力の差が大きいとはいえ、Yahooのほうが書き込みが桁外れに多いのはその匿名性によるものであろう。
- 2021/07/08 -





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