はじめての北海道(札幌)

さて、翌朝。駅でコーヒー飲んだあと、旧北海道庁、植物園、時計台、札幌ビール園などに行く。ビール園は真昼間のせいかそう人は多くなかった。ジンギスカンを食べビールを飲む。ジンギスカンがなかなかおいしい。いくらでも食べられる。昼間から調子に乗って飲みすぎてしまう。赤い顔した酔っ払いで昼から外に出歩けなくなってしまう。ホテルに帰って酔いさまし。で、、、その日は何もできなくなってしまう。昼間から酒を飲むのはよくないなぁ(特に酒に弱いものにとっては)。

お盆の暑い日の夕方、すすきの(札幌の歓楽街)と狸小路あたりをブラブラする。初めて来たので西も東もわからない。しかし、東京以北で最大の歓楽街といわれるだけあって、さすがにぎやかな繁華街だ。ただ、交差点ごとにチラシを渡したり呼び込みをしたりする男女が大勢いるのにはちょっとうんざりする。静かに歩かせてチョーダイよぉ。もっとも、そういうチラシにあるようなケバイ店にひとりで入っていこうという気は毛頭起こらないので、ただ見るだけなのだが。

狸小路でふと目についた海産物を売っている店にフラフラッと入ってしまう。店員のおにいさんがこれを食べよ(試食)あれを食べよといろいろもってくるので、つい食べてしまう。こうなるとタダでは帰れなくなるという気になってしまう(これが相手の商法かも)。それで、「サケとイクラの親子漬け」というのを買ってしまう。生モノだから日持ちしない、消費期限は1日である。しかし、これをネタにホテルで酒を飲めばいいか。確かきのう買った釧路の銘酒「福司」もあったはずだし。。。ホテルに帰って、観光ガイドブック(るるぶ)を見ると、この店は「屯田舎」という店だった。自家製の製品を売っているということで有名らしく、この本に紹介されていた。

テレビ見ながら酒をチビチビ飲む。生臭さがちょっと気になるかが酒の「アテ」には十分である。夜中になって腹が減る。外に出ると、「ラーメン横丁」、「新ラーメン横丁」などが目に入る。どこの店がいいとか悪いとか、もとよりわからない。それで入りやすそうなところに入る。でてきたラーメンの器が大きい。食べ物は器の大きさによってだいぶイメージが変わる。同じ量の同じものを小さいところに詰め込むより、大きな皿にパラパラッと配置した方がはるかにおいしそうに感じる。

となりで食べていたどこかの商店のご隠居ふうのオジサンが「東京から毎週ラーメンを食べ歩きに来るのが楽しみなんだ」といっていた。そこまでではないが、札幌も飛行機を使うと一泊二日の日程の範囲内に入るほど近くになったんだなぁ、とあらためて感じてしまう。



ラーメン横丁があった場所(Mapion地図)